脱毛症記録① 脱毛がはじまった - 脱毛症とウィッグ 👈前回はこちら
次の週、抜け毛の量が増えたことを話すと、お医者さんは困った顔をした。
そして、ステロイドを使うと言った。
家に帰って調べれば調べるほど、ステロイドへの恐怖感が募ってしまった…。
ステロイドの使用に関しては、賛否両論あると思う。お医者さんの管理のもと、正しく使えば大丈夫だというのも理解してる。
でも、私はステロイドを飲むことに気が進まなかった。
ごく簡単に理由を書くと、
①脱毛症は有効な治療法が確立されておらず、ステロイドは対症療法でしかない。服用をやめるとまた再発するケースが多い(お医者さんもそう言った)
②効くかどうかわからない(これもお医者さんが言ってた)
③副作用怖い
治るかどうかわからないのに、こんなに副作用が出るのか…。というのが正直な気持ちだった。脱毛以外どこも痛くもかゆくもないのに、どうしてわざわざ体を不健康にする必要があるのかと思って、とても暗い気持ちになってしまった。
しかも、太る、むくむ、肌が荒れる…。ただでさえハゲてる上に、これ以上外見を醜くするなんて、考えただけでしんどかった。それだったら、ウィッグかぶった方がまだいいと思った。
ステロイドを飲みたくないというのは、完全に私のわがままなんだけど、それでもやっぱり怖さが先に立ってしまって、もらった錠剤をどうしてものめなかった。
結局そこへは3回しか行かなかった。
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続きます。