巻く前に、必ず耐熱であることを確認してくださいね!
人工毛の場合、傷むと毛先からチリチリしてきてしまいます。それを、アイロンを使ってまっすぐに伸ばすことはできるのですが、今度はスーパーストレートになってしまいます。
今回は、そのウィッグにカールを復活させる方法をお伝えします。
この写真は、天使の四季のボブを巻いたときのものです。
まず前提として。
人工毛は、温めると柔らかくなり、冷めるときに形状記憶する
という特徴があります。
温めて柔らかくして形をつくり、その形を保ったまま冷却すればいいのです。
前準備
- ウィッグを洗って、余分な誇りや皮脂を取る。
- チリチリしている場合は、それをまずアイロンでのばす。 ※アイロンの温度は、180度までの耐熱であっても、最低温度から始めて、徐々に様子をみながら温度を上げていく。(私の場合は、140度くらいで十分でした)
- ブロッキングする …できればやったほうが、やはり仕上がりはキレイ。
- ウィッグスタンドにウィッグをかけて、いざスタート!
①毛束を少しずつ取る
わたしは2cmくらいずつとっています。毛束全体に均一に熱が伝わらないと、うまくいきません。

②巻く
毛束が熱くなればいいので、時間が長すぎないように。
③巻いた毛束を、手のひらに落として、その形のまま冷却する
わたしは、冷え性で手が冷たいので、左手のひらに置いた毛束の上に、冷たい右手を重ねて、形状記憶させています…笑。
冷却方法を色々調べてみると、保冷剤を使って冷やすとか、ロングの場合だと巻いた毛束をそのまま床に平置きして自然に冷ますとか、いろいろ皆さん工夫されているようです。
④完成!
こんな感じ。
ちょっと大変だけど、一度きちんと形を作れば、人工毛の場合は洗ったりしてもあまりカールが取れない。
もちろん、新品の時のカールのような耐久性はないけどね!でも十分だと思う。
それから、買ったばかりのウィッグが、カールがぐるぐるでくどい…不自然…っていうときにも、あっためて形を作って冷やすっていうのを覚えとくと、いい感じのカールに調整できたりする!
前髪を巻くとき
前髪を、上下にに分割して、カーラーで巻き、ドライヤーの熱であっためて、自然冷却すると、いい感じの前髪になるよ!
次前髪巻いたら写真載せよっかな。